MSWO Concept

せっかく楽器を吹いているのであれば、昔から親しまれているクラシック音楽を知ること、演奏しないのは勿体ない。一方で、プレーヤー人口から考えると、オーケストラを経験できる機会もそう多くないため、吹奏楽でもクラシック音楽に積極的にチャレンジしようという考えのもと、現在のコンセプトで活動を行っています。

また、最近では、吹奏楽オリジナル曲の作品も多く発表されており、新しい曲への取り組みとして、プログラムに取り入れております。

ミューズでは、オーケストラ曲の演奏にあたり、販売されている既成の楽譜は使用しません。
オーケストラの管楽器、打楽器パートは本来のオーケストラ譜をそのまま使用しています。
その上で、弦楽器のパートを管楽器に編曲し、ミューズオリジナルの演奏を作り上げています。

吹奏楽への編曲にあたり、トランペットやトロンボーンパートが弦楽器パートの補完をする事はなく、また、調性の変更も行わず原調で演奏することで、できる限り原曲のテイストを損なわない曲作りを心掛けています。
このため、弦楽器パートのほとんどを担当するクラリネットパートは、通常使用するBb管のクラリネットに加え、A管のクラリネットも常に使用しています。

そもそも原曲にトロンボーンがない曲は、トロンボーンパートは降り番ですし、打楽器もティンパニしかない曲も演奏します。

もちろん、演奏時のセッティングもオーケストラパートを演奏するメンバーはフルート、クラリネットなどもひな壇上に位置し、オーケストラさながらのアンサンブルを楽しむことができます。

金管パートについても、1人1パートを原則としながら、吹奏楽で演奏するためバランス的に補完が必要な場合に複数名で演奏します。このため、一般的な吹奏楽団よりも金管奏者の数が少ないのも特徴です。
(吹奏楽オリジナル曲ではこの限りではなく、全員で吹きますよ!)

Muse Symphony Wind Orchestra, since 1994

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